病気や心身の不調は、原因を取り除き、その原因が再発生しない環境を整えることで治ります。そもそも、それらの作業は自身が行うものですが、それが不十分な場合の補助的な役割として存在するのが医療です。
わたしの場合は、鍼灸指圧といった伝統医学を扱う立場から、体質改善を目的として治療を行います。からだの中で眠ってしまっている治癒力を活発化させ、からだ自ら治癒に向かうよう、体質を改善していきます。
この治癒のしくみは、多くのケースにおいて多大な効果があるものと、日々の臨床を通じて実感しています。また、身体にとっては極自然で、肉体に及ぼす副作用も殆ど無く、予防医学や日々のリラクゼーションとして利用なさることも、大いにお勧めできます。
しかしながら、この医療が万人あるいは全てのケースにおいて、最良であるという認識はありません。医療には、一般的な現代医学はいうまでもなく、民間医療など、他にも良い医療やそれらの機関は数多く存在します。
わたしは鍼灸指圧を皆さんに提供しつつも、それだけに固執することなく、個々異なるケースに対し、柔軟な対応を常に心がけています。
神田 勝久